何年前からだったか、二十歳くらいからか、気がつけばずっと私の経験を本にしようとなんの根拠もなく漠然と思っていました。そんな現実離れした思いが私の中にずっと存在していました。
最初、出版社さんからお話をいただいて丁度、一年かけて書籍発売になりました。
内容は今の私の素直な気持ちと過去の出来事、虐待の心の傷を乗り越えるまでの経緯を中心に書きました。
こちらのブログをまとめた感じになっているかと思います。おそらく読みやすいように仕上がったと思いますので、1人でも多くの人に手に取っていただけると幸いです。
ぜひ若い人たちにも読んでもらいたい。
しんどくなる内容ではありますが、リアルを描きました。良くも悪くも根深い母娘の関係性を見つめ直す機会にもなると思います。親離れ子離れができて一人一人が自立した大人になることの大切さを伝えられたらと思い書き進めました。
昨今、性加害問題に社会の関心が少しずつ受け入れられてきた。そんな風に感じています。本来、見たくないテーマだと思います。そんなことは無いと思いたい。人間は清いものだと信じたい。でも被害者はたくさんいます。これが現実なのです。
現実を受け止めて次のステージに向かうことが必要なのでは無いでしょうか。目を逸らさずに受け入れて消化してほしい家庭内で起こる性犯罪。
被害者が減ることを、生き辛さが軽減される世の中になることを願います。
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
今はAmazonから紙媒体で販売しております。私ごとではありますがどうぞよろしくお願いします。