性的虐待‥性虐待はなぜ起きる

私は実父親に幼稚園から中学2年まで性虐待を受けて育ちました。一見普通に見える家庭内で起こった犯罪。私の家庭で何が起こっていたのかを冷静に振り返りこれからの子供達を性的虐待から守ることが出来るのか、不幸にも私と同じ様な体験をしてしまった人達には何が必要かを考えて行きたいと思います。

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ペコさんオススメ🎵Book & Moviesコーナー

はじめまして。ペコです♩

ゆかりさんよりも、性的虐待に関する本や映画をよく知っているということで、ゆかりさんにペコのコーナーを作っていただきました✨  どうぞよろしくお願いいたします。

 

 性的虐待について書かれた手記や研究書はかなりたくさんあるのですが、実父からの性虐待に関しては

 

日本の手記では、山本潤さんの『13歳、「私」をなくした私   性暴力と生きるリアル』と、

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 東小雪さんの『なかったことにしたくない  実父から性虐待を受けた私の告白』が、ポピュラーなのではないかと思います。

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どちらも実名を公開されているだけでなく、積極的に世間に顔を出し、勇気ある活動をされているので、ご存知の方も多いかと思います。

 

 小雪さんは元タカラジェンヌ。性虐待の記憶がまったくないまま宝塚歌劇団を目指して合格し、退団後、ひどい抑鬱状態からカウンセリングを受けることで、乖離していた記憶を取り戻し、実父からの継続的な虐待があったことを知った方です。

 山本潤さんは性暴力被害者支援看護師(SANE)。被害者支援や全国で講演活動もされ、性暴力の法改正にも貢献されています。娘の回復のために奔走し、寄り添い続けたお母様も現在、カウンセラーとして活躍されているそうです。

 実父からの継続的な性虐待を受けた人は、リストカット、オーバードーズ、アルコール依存などの嗜癖、性的逸脱、原因不明の病気、共依存、ウツなど、ひと通りの経験をして、どうにか抜けていく人が多いようです。まあ、王道といったところでしょうか。

 

 そういえば私は小学生5、6年の頃、よくびっこを引いていました。膝が痛いのが当たり前になっていました。病院でも一度診てもらったのですが、原因は不明で、おそらく成長痛だろう、ということでした。我慢するのに慣れていて、痛い膝が自分の一部であり、あまり気にもしていなかったのですが、小雪さんの本を読むと、関係があったかもしれないと思います。自覚できない我慢や抑うつが身体症状に出る。

 それと、斜視になりました。幼少期にはそうでなかったので、やはり虐待を受けていた時期にゆっくりなっていったと思われます。見たくない現実がある。見ていても見ていない。そんな感じで、目は片方が外側にずれ、前を見ても、焦点が合ってないような目になりました。人がみてギョッとするほどではないのですが、今も斜視です。 子供っていうのは、せつないですね。どんな姿になっても生きていこうとしているのです。