性的虐待‥性虐待はなぜ起きる

私は実父親に幼稚園から中学2年まで性虐待を受けて育ちました。一見普通に見える家庭内で起こった犯罪。私の家庭で何が起こっていたのかを冷静に振り返りこれからの子供達を性的虐待から守ることが出来るのか、不幸にも私と同じ様な体験をしてしまった人達には何が必要かを考えて行きたいと思います。

ブログに訪れた方はまずこちらをご覧下さい。

幼い頃から性教育の大切さを語る弁護士先生

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先日、私立幼稚園で香川県の仙頭弁護士が「命の大切さ」の公演をされると教えていただき、幼稚園の子どもたちとその父兄の方に混じり、私も参加させてもらいました。

 

私個人も、幼い頃からの性教育はとても大切だと思ってはいましたが、性に対して逃げ腰な日本で、子どもたちにどんな言葉を使い伝えると良いのだろうかと思っていました。

 

弁護士先生は「水着を着て隠れるところは自分だけの大切な場所。触れられて嫌と感じたら、それが身近な大人でも嫌と言っていいの。みんなには内緒だよ。と言われてもお母さんや周りの大人、先生とかにしゃべってもかまわないのよ。教えてね。」とこの春、卒園する子供達に伝えていました。

 

子供達はみんな真剣に聞いていました。自分の身は自分で守っても良いことを伝えることはとても大切なことだと思います。

 

 私自身、父親に口止めされていて、父親の言うことする事が絶対の家庭に育てられていたので、まさかいけないことだとも思っていなかったし、言ってしまうととんでもない事になると思っていました。母親には「お父さんに体を触られるのはくすぐったくて嫌」と、訴えましたが、どこを触られてどう嫌なのかは上手くは伝えられていなかったように思います。母親は「スキンシップでしょ。お父さんのする事を嫌と言ってはいけないのよ」と言われました。

 

その時、嫌と言っても良いと教えてもらっていたら、母親には受け流されていたかも知れないけど、幼稚園の先生に言えてたかも知れない。

 

幼稚園の先生からうちの父親に一言、電話でもしてもらえていたなら、それ以上のことにはならなかったかも。また同じような事があったら教えてね、と言われていたら。第三者が介入してくれたらまた違ったんじゃないかと思います。被害の拡大は防げたのかも。

 

その後、子どもたちは教室に戻り、次は保護者の方々に仙頭先生はお話をされました。実際に身近な人にわいせつ行為をされたと母親から相談があったこと。最近の事件の話。子供達からのSOSにどう答えるかなど。加害者は見ず知らずの大人ではなく、顔見知りの事が多いこと。

 

 

実際には、多くの母親は子どものSOSに気がつかず見過ごしてしまっていると、私はブログにコメントを下さる同じ被害者の方の話をお聞きして思います。加害者が身近な人物になるにつれ、その確率は大変高いような気がします。ですよね、当然です。母親自身も信用している相手なのですから。まさか、あの人が!

 

信用している人を疑うことはとても勇気がいります。自分が経済的に頼っている相手なら、なおさら自分の生活も崩れてしまうかも知れない不安と戦わなければいけません。うちの母親もその中の1人で、私のSOSを私が46歳になるまで気がつかず、無視し続けてきました。気がついていたけど、気がつこうとできなかったのだと思います。

 

徳島から香川に結婚できて、周りも全く知らない土地で母も寂しかったんでしょう。だから自分を必要としてくれる夫から離れられない。離れられないから現実を見ようとしない。見てしまうと離れなくてはいけなくなるから。

 

そうなると目の前でおかしなことがあっても、人間は自分の生きる為に都合の良いように変換してしまうのでしょう。悲しいことですが、ほとんどの人がそうなのでしょう。

 

お願いです。わたしたち被害者を救えるのは「身近にいる大人の愛」だけです。受け入れることには勇気がいりますが、あなたの大切な娘はこの先生きていくことに、その何百倍の勇気をもって生きていかなければいけないのです。

 

孤独な世界に放り出されて血まみれになりながら生きていかなければいけない。SOSをキャッチできない母親は、現実をみない事で家族がバラバラにならずに済んだ、子供に今までと変わらない居場所を守ったという気になっているのかも知れない。

 

でもその家庭にはもう安心して生活できる居場所は無いんです。そんな中で生活をしていかなければならない子供の勇気に比べれば、子供のSOSをキャッチする勇気なんて、大した事ないと思いませんか?!

 

仙頭先生のお話を聞いて私も伝える機会を頂けたらと強く思いました。私は本当に幸せ者です。立派な先生に出会えた事。心強い出会いに心から感謝します。

 

  

私はブログに書くことで、今まで吐き出さずに溜め込んでいたものを解放しました。

 

狭い心の中に溜め込んでいると誰が悪いのか、原因はどこにあるのかが、本当にわかりづらいことに気がつきました。自分の気持ちはますますぐちゃぐちゃに絡まっていき、どこからほどいていったら解けるのかわからず、もがけばもがくほど更に絡まっていくもんなんだなぁ。と思います。

 

私は自分だけで解決しないとわかってくれる人はいないのだから。と長い間、自分の中に閉じ込めたまま一生懸命ほどく努力をしてきました。

ブログにする事で、広い外に解放して絡まった気持ちの糸を少しずつほどいていくと、意外と今までとけなかったものがとけていく。そんな感覚を味わう事ができました。

 

子供の頃、理不尽に思っていたこと。ブログでなくても信頼できる友達でもカウンセラーの方でも自分の外に吐き出してみてはどうでしょうか?  自分宛の手紙とかも有効的かも知れません。

 

良かったら私にでも。

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いつでもメールお待ちしております。

宮本 ゆかり(旧姓坂本)